産直商品
マルイ農協「いろいろパック」
生産者(団体)
マルイ農業協同組合は、鹿児島県出水市を中心とする鶏肉・鶏卵生産専業の農業協同組合です。
鶏卵生産者(組合員農家)は1戸あたりの飼育羽数も多いのが特徴です。
コープやまぐちでの取り扱いは1981年からで、九州から大阪までの多くの生協で取扱っています。
2012年6月に「産直事業協定」調印。
生産者の上迫さん
たまごについて
卵は規格品ではありませんから、サイズも鶏の成長レベルや気候などに左右され、バラ付きが発生します。
いろいろパックは、鶏が産んだ大小の卵を無駄なくお届けしようという発想で生まれたパックです。
その分供給価格も抑えることができました。
生産のこだわり
「健康なたまごは健康な親鶏から」を合言葉に、飼育から産卵まで一貫管理の体制がとられています。
種鶏場、孵卵場、育雛場を農協が持ち、100%自家生産のひよこを各農家に供給するシステムがとられています。
また、農協独自の飼料工場で、ブレンド内容が明確/安全で新鮮な飼料を各農家に届けるなど、生産現場へのバックアップ体制は万全です。
産卵後の集荷/選別/パック/移送も、マルイ農協グループの手でおこなわれています。
鶏糞の有機肥料などの製造、販売などもおこなわれており、環境にも配慮した、こだわりの生産が実施されています。
生産者との交流
九州最南に位置するため、生協組合員と生産者の直接的な交流機会は、
なかなか持てませんでしたが、2018年の産地視察では、組合員と役職員が参加して現地を訪れて学びながらの交流を行いました。
洗卵は、温水でブラッシングと流水洗浄。加えて次亜塩素酸ソーダ消毒と紫外線殺菌の併用で、パックする時点ではほぼ無菌状態になっています。
言ってみれば、むしろ「私の手のほうが汚い!」ほど。工場内は23℃に保たれ、この後トラックで冷やしながら運ばれます。
卵の品質劣化は温度上昇により進行するということで、品温管理としては生協の宅配の配達が低温度で変化がなく、最も安全とのこと。うれしい限りです。