
店舗が直接製造する惣菜商品や、外部に製造委託するコープ商品の衛生管理強化を目的に、「コープやまぐち商品検査センター」は当時県内屈指の検査体制で設立されました。微生物検査・理化学検査と生協が考える食品の安全政策をほぼ自らが確認できる検査体制(毎週25~30商品・約130項目におよぶ継続的な検査)でスタートしました。
店舗や宅配で取り扱っている商品や夕食宅配のお弁当・おかず等の、微生物検査、理化学検査、農薬残留検査、また、店内加工での衛生検査等、自らの確認検査を行っています。それらの検査は、生協独自の厳しい基準で行われ、コープで扱う商品の安心・安全を守る役割を担っています。
※各種PDFにてご覧いただけます。
店舗が直接製造する惣菜商品や、外部に製造委託するコープ商品の衛生管理強化を目的に、「コープやまぐち商品検査センター」は当時県内屈指の検査体制で設立されました。微生物検査・理化学検査と生協が考える食品の安全政策をほぼ自らが確認できる検査体制(毎週25~30商品・約130項目におよぶ継続的な検査)でスタートしました。
近年の食の安全を脅かす様々な問題による、消費者の食の安全意識と生産者組織の自主検査意識の高まりから、さらに安心できる検査体制をめざし、生協とJAとで共同した一般社団法人「やまぐち食の安心・安全研究センター」を設立しました。この法人は、「コープやまぐち」と「山口県生協連」・「山口県農協中央会」・「全国農業協同組合連合会」の4者で構成しています。
建物・機器類は、JA・生協それぞれの専有部分と共有部分を持ち、ノウハウ等の共有も行い、提携のメリットを活かすようにしています。この施設での検査業務の稼動は2005年4月よりスタートし、従来のコープやまぐち商品検査センターの検査機器はすべて持ち込まれ、新たな最新機器類も導入、生協での検査員も増員しました。
コープCSネットで商品事業が統一され、商品検査も相互の協力体制で行われるようになりました。たとえば、新規取扱商品の事前微生物検査やコープCSネットのPB商品(プライベートブランド~独自開発商品)の微生物検査、商品クレームについてはコープCSネット品質保証部での管理となっていますが、「5生協のPB商品以外の流通商品の微生物検査」や「PB商品の食品添加物検査及び成分規格検査」、「5生協の農産物残留農薬検査」については、当センターが実施することになり、やまぐち独自での自主検査や店舗商品・夕食宅配関連の検査と店舗衛生検査等と併せて、他生協の食品の安全性確保も含めた役割を担っています。
これら、各生協検査室での検査結果はすべてCSネット検査課へ報告され、商品開発やメーカーへの指導・改善に活かされます。
なお、コープやまぐち独自の検査結果に対しては、法や自治体・日生協の基準などから、項目毎に一番厳しい基準を独自の判定基準とし、その基準値がクリアできない場合には、工場に立ち入り改善指導などを行っています。それらは単に検査だけでなく、店舗商品部とも連携し、クレームの原因究明や商品製造依託先指導などの発生予防的な役割も果たして います。
一般社団法人やまぐち食の安心・安全研究センターは、組合員でない消費者や学生の方も参加OK。
JR山陽本線新山口駅より車で15分
JR山口線仁保津駅より車で5分
中国自動車道小郡I.Cより車で10分
一般社団法人 やまぐち食の安心・安全研究センター