7/25 やまぐちピースフォーラム2019を開催しました!
平和活動継承~次世代へつなぐ平和の思い
7月25日(木)、コープやまぐちや山口県生活協同組合連合会でつくる山口県ピースアクション実行委員会が主催した「やまぐちピースフォーラム2019」が山口市で開催されました。
県内各地から約300名もの方が参加し、平和への思いを新たにしました。
オープニングでは、第13回女性いきいき大賞の奨励賞を受賞した「ままとおん♪」の皆さんが、平和の歌「あしたへ」をトーンチャイムで披露。子どもたちも手話を使いながら一緒に歌いました(写真上)。
第1部 県内で感じる・伝える「命の大切さ」
第1部では、被爆者の方から直接お話を聞いたり戦跡を訪れた子どもたちの活動や、市民の活動を聞いて、身近なところから”私たちにできること”を考えました。
防府市 弘中智也さん(小学4年生)
山口市湯田を拠点に被爆者支援活動や被爆体験の継承活動を行っている、一般財団法人山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑を訪問し、被爆者の方のお話を聞いた感想や平和への想いを発表していただきました。
山口県立大学 作間克樹さん
学長と一緒に、被爆者のライフヒストリーを学生が聞き取る活動に参加した大学生による発表でした。自己を見つめる大切さや、自分ができることなど、聞き取る活動の中で感じたことをお話されました。
山口県原爆被害者団体協議会 副会長 林三代子さん
幼い頃広島で入市被爆された経験から、今回は若い世代へ伝えていきたいことなどをお話いただきました。
山口市 澤香澄さん(高校3年生)
コープの平和活動に参加し、平和への思いをつなぐ「kidsピースサポーター」から、8年活動に携わる中で考えたことやこれから叶えていきたいことを発表いただきました。
周南地域平和ネット 石田朱実さん、吉岡道子さん
地元の戦跡「回天」を広める活動をしているみなさんを代表して、お二人の組合員さんに活動内容の紹介と、平和への願いを発表していただきました。
第2部 山口県版平和首長会議
第2部では、県内4市町の首長さんにご参加いただきました。市長・町長のみなさまには、第1部で発表した方へのメッセージや、市町が行っている平和取り組み、ご自身の平和への思いなどをお話いただきました。
紙芝居や組合員活動の紹介など
会場のロビーでは、組合員さんの平和活動のご紹介や、紙芝居を実施。参加者の方から折り紙に平和へのメッセージを書いていただき、市町長からのメッセージと一緒に掲示させていただきました。
参加者の感想(アンケートより一部抜粋)
「たくさんの人にもっと伝えて、日本が平和でいることはもちろん、現在、紛争などが起こっているところにも平和がおとずれてほしいと思った。(10代)」
「直接首長さんのお話を聞く機会がないですが、今回平和をテーマにお話を聞けたことは良かったです。(50代)」
「首長の方々、戦前と戦後の世代をつなげていくことが使命と考えておられるということに、頭の下がる思いです。”過去を認識して将来を見る”ことは大変重要なことだと思います。(50代)」
「戦争について、子どもたちにどんな風に伝えたら良いか分からなかったので、今日聞いた話を伝えようと思いました。(40代)」