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2024.01.01

2024年 新年のご挨拶

お知らせ

新年あけましておめでとうございます。

2023年度は、コープやまぐち創立60周年の節目の年となり、60周年式典をはじめ地域では、店舗やセンターも活用した組合員と職員が力を合わせたイベントが開催されています。また、年度末の2024年3月までは引き続きイベントの開催もあり、3月30日、31日には60周年記念フェスタを「きららドーム」で開催し、年度を締めくくる予定にしています。こうして創立60周年を迎えることができ、ともに喜びを分かち合い、未来に向けてコープやまぐちの活動を発信する機会も増えています。これまでの組合員の皆様による活動の積み重ねに感謝申し上げると同時に、普段からコープやまぐちの活動へのご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昨年6月に移転開設した新「ここといずみ店」は開店から順調に利用いただき、旧店舗の1.5倍の利用となり、計画を上回る進捗となっています。2024年秋にはテナント棟を配置し、グランドオープンできる予定です。

 老朽化の進んだ中部センターも1月から山口センター、2024年度には防府センターとして稼働し、新たな地域の拠点とする準備もすすんでいます。そして今年度は、最低賃金の引上げもあり物価の高騰もあることから、春と秋の年2回、コープ職員給与のベースアップをさせていただきました。これからも事業を成長させ、活動を前進させていくための活力にしていきたいと思います。

 さて、私たちのくらしに大きな変化をもたらした、コロナの感染拡大は「アフターコロナ」へと変化しました。そして、収束の見えないロシアやイスラエルの紛争は、憤りを感じると同時に、サプライチェーン(原料調達~製品化~お客に届くまでの仕組み)の分断による貿易量の低下もあり、原料値上げを中心にして物価高騰につながっています。2024年度は、物流問題や人件費コストの上昇もあり、物価と陳銀之丞生との関係ではさらなる格差を生み出すとも想定されます。その中で、バブル崩壊から30年、リーマンショックもありデフレマインドで低成長下でのくらしが当たり前になっているという認識に立てば、その意識を大きく転換し、意識改革をもって事業運営をすすめていくことが肝心と考えています。

 2024年は甲辰年です。いわれでは「変革(転換期)・激動、時代が動く年」とされています。創立60周年の節目から、「デザイン2025」の4年目を迎える2024年度の活動は、2030ビジョンの後半の次期中計画「デザイン2030」につなげていくことが必要です。あらためて、「一人ひとりの願いを寄せ合い、私たちのまちに人間らしい豊かなくらしの創造を」というコープやまぐちの理念に込めた思いを、内にも外にも浸透させることを軸に置いた取り組みをすすめていきます。そのためにも、新店用地の確保、店舗・センターの改修も積極的にすすめ、コープならではの「付加価値」を創造していく年にしたいと思います。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。