2020年　新年のご挨拶

2019年は全国各地で災害が発生し、とりわけ台風19号では未曾有の水害に見舞われ、広範囲にわたり甚大な被害がありました。コープやまぐちの産直パートナー「サンくらふとの会」では、長野県千曲川の氾濫により生産者の自宅やリンゴ園の損壊など大変な被害を受けられています。被災された方々や支援活動に役立てていただけるよう、組合員さんへ緊急募金を呼びかけ、この度456万円が集まりました。皆様の温かいお気持ちに感謝し、12月22日に励ましのお便りと共に356万9,162円を生産者へお届けしました。
（※詳細は別途ご報告いたします。）

「誰からも頼りにされる生協づくりを”ご一緒に”」

今、世界は気候変動の影響で自然災害が増加し、日本では高齢化・人口減少が進んでいます。そうした中、今生きている人々や何世代も先の人々が人間らしく生活し続けられるために、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）が国連で採択され、「共助」の組織である生協の果たす役割は間違いなく高まっています。

「平和で安心・安全な暮らし」は、組合員みんなの願いです。安心して暮らせる地域社会づくりに役割発揮するためにも、より多くの方に「つながり」や「助け合い」の輪にご参加いただき、“１人はみんなのために、みんなは１人のために“、協同の精神で生協運動がより一層発展できますよう、お力添えいただけますと幸いです。

2020年は引き続き、「地域の暮らしを支えるセーフティネット」としての役割発揮できる生協をめざし、全役職員と組合員さんが“ご一緒に”の関係を深めて事業と活動の質を高める努力をしてまいります。本年もどうぞ宜しくお願い致します。