コープのこだわり商品
産直商品
渡辺農園「萩みかん」
生産者(団体)
萩は「夏みかん」で知られる通り、意外なほどに温暖なところです。
渡辺農園は、この萩の気候を利用して古くから柑橘類を中心に果物の栽培に取り組む生産者です。
九州を中心とする早生種が終わる年明けからの露地みかんの生産と、秋夏の巨峰の生産(取扱は店舗のみ)もお願いしています。
個人経営農園のため、規模は大きくありませんが、きめの細かな栽培や生産が特徴です。
2013年4月、「産直事業協定」調印。
生産者の渡辺さん
商品のこだわり
推肥作りから始める土作り
有機質の肥料を使用するなど、「土作り」にこだわっています。
窒素/リン酸/カリの主要栄養素だけでなく微量ミネラルも考え、多種類の素材をつかっての酵素分解堆肥の生産作業を、例年2月から12月までの長期にわたって実施しています。
農薬使用の削減
病気や害虫に弱い柑橘類の栽培は、農薬使用抜きには語れません。
しかし、人手でカバーできるため、除草剤は使用せず、また害虫/病気へも石灰硫黄合剤など、人や環境への影響が少ないと考えられるものへの切替えや、使用量そのものの削減努力を行っています。
生産者との交流
コープ委員会の産地見学は行っていませんが、2018年11月には組合員代表と役職員が産地視察に訪れ、栽培のこだわりなど学びながら交流しました。
参加者の声
「イノシシやカラスなどの鳥獣対策、気候の変化による害虫被害など、自然と向き合う作業はご苦労もたくさんあると思うのですが、それでも農薬の散布を基準よりも抑えたり、草刈も除草剤を使わずきれいに手入れされていたりと、真摯に取り組まれていることが分かりました。」