産直商品
福岡県春木田の巨峰
生産者(団体)
福岡県鞍手郡鞍手町は、20年以上前から巨峰の栽培に取り組んでいるところです。
春木田連合出荷組合はこの鞍手町で、生協組合員が望む「安全性が高く、おいしいぶどう」作りに取り組む4戸の生産者グループ。(春木田の名は、グループ生産者の名字を組み合わせてつけたグループ名称です。※春田さん、木原さん、田中さん二名)露地栽培とハウス栽培を組み合わせての生産をおこなっています。
2013年2月、「産直事業協定」調印。
生産者、春木田グループの皆さん
1産地で2度美味しい―春木田巨峰
ハウス栽培は、収穫時期を早めるだけではなく、病気の原因になりやすい雨を防ぎ、農薬量の削減にもつながります。
また、雨を防ぐことで水っぽくない糖度の高い巨峰になります。
食味 | 出荷時期 | |
ハウス栽培 | まろやかな味わいが特徴 | 8月頃 |
露地物栽培 | 酸味がきいた甘味が特徴 | 9月~10月頃 |
※出荷期間は、天候によって変わりますが、それぞれの時期のあじわいが楽しめるのも、 春木田グループとの産直取り組みならではです。
可能な限り農薬を使わずに
安全性のこだわりとあわせて、ぶどうの木をより強くし、おいしい巨峰を収穫するため、除草剤は使用せず、手作業による草取りをおこなっています。
ぶどうは、とにかく病気や害虫に弱い作物。無農薬という訳にいきませんが、堆肥主体の土作りで、ぶどうの木そのものの活力を上げることで抵抗力をつけ、農薬の使用量を必要最小限に抑える努力をおこなっています。
美味しさの継承
新しい樹を植える際は、購入した苗木をそのまま植えるのではなく、グループ内で美味しい巨峰が出来る樹の枝を使い、接ぎ木を行って育てています。
そうすることで、春木田の巨峰の美味しさが継承されていきます。生協組合員の為に美味しい巨峰を作り続けることは、産直産地にとって苦労もありますが、やりがいもあります。
生産者との交流
数年に1度、農作業の合間を縫って、生産者の方と生協組合員で交流を行っています。
2017年度には、北部地域の組合員さんが現地を訪れました。