産直商品
鹿児島県産「南国元気鶏」
生産者(団体)
マルイ農業協同組合は鹿児島県出水市を中心とした93名の生産団体。
組合員は「鶏卵」「鶏肉」生産のいずれかにたずさわる「鶏」飼育専門組織。鶏肉の生産者(組合員農家)は38戸。月間で約126万羽の鶏を生産しています。
2012年6月に「産直事業協定」調印。
生産者の樫八重さん
マルイの産直鶏肉の特徴
飼料
マルイ農協鶏肉生産の最大の特徴は、独自の配合飼料工場(マルイ飼料)を持っていること。
すべての生産者が飼育マニュアルに従って同一の飼料を使用しており、外部からの飼料は一切使われません。
このため、飼料内容が明確で安全性が高く、また鶏肉の品質も安定します。
「合成抗菌剤」や「抗生物質」は飼育全期間を通して使用していません。
※ヒナの段階でワクチンは投与しています
ひなの生産
グループ内に種鶏場、孵化場(マルイファーム)を持っています。
100%自家生産のひよこを各生産者へ供給する体制をとっていることも、品質安全への取り組みの結果といえます。
飼育
生産に対する技術指導・管理は、マルイ農協の専門指導員により徹底されています。
また農場単位でのオールイン・オールアウト方式を実施。
処理・製造
鶏の処理・解体を行う工場では、獣医師等の専門家が一羽一羽鶏をチェックし、安全な鶏だけをラインに流します。
工場はほとんどが機械化されており、生きた鶏から、もも・むね等の製品になるまで最短で約100分の短時間で処理されるため、鮮度も維持される訳です。
また、肉以外の部分(骨、頭、羽など)は、同じ敷地内の別のプラントでほとんどが処理され、飼料や肥料の原料になります。環境・リサイクルまで考えた製造体制もとられています。
生産者との交流
九州最南に位置するため、生協組合員と生産者の直接的な交流機会はなかなか持てませんでしたが、
2015年の産地視察では、組合員と役職員が参加して現地を訪れて学びながらの交流を行いました。
2018年8月にも産地視察交流を実施し、相互理理解を深めました。
たしかに、商品への安心・安全の視察ができましたし、再確認することができました。
それ以上に、『どうぞ見てください!知ってください!』という姿勢、
マルイグループという組織への安心・安全を実感しました。