行政との懇談会・組合員レポート②
組合員活動安心して暮らせるまちづくりを行政と一緒になって
昨年11月から12月にかけて、県内10市の首長・副首長にご出席いただき、生協組合員と行政との懇談会が開催されました。この懇談会は、今回で26回目となり、首長と住民(生協組合員)が「くらしをよくするためのテーマ」を話し合い、お互いの理解をすすめながら、行政との協同活動や住民の声を反映させた住みよい街づくりにつながることをめざしています。
今回の懇談会では、それぞれの市でテーマを設けて話し合いが行われ、参加した組合員さんから報告をいただきました。(※掲載は開催順)
山陽小野田市 「防災」
コープの防災に関する取り組みとして、防災学習会の開催や防災アドバイザーの新設、防災コラム開始等の活動を紹介しました。市からは、防災について学習できる出前講座や緊急情報を入手する方法、大雨時の水害に対する対策等をお話いただきました。また、コロナ禍での避難所の対策についても詳しく教えていただき、安心して避難できる環境であることを確認しました。市民の皆さんの防災意識向上のため一緒に取り組んでいきたいと思います。
萩市 「まちづくりをご一緒に」
地域での食育や子育て支援で始まり、行政や様々な関係機関との連携の必要性や可能性についてお話しました。活発に意見交換が行われ、その関係各課とコープやまぐちとが連携協働していくために思いを共有することができました。田中市長からは、「市民のくらしの豊かさの実現のためにしっかりと連携していきたい」と、嬉しいお言葉をいただき、とても充実した懇談会になりました。
美祢市 「安心してくらし続けられるまちづくり」
お買い物支援や見守り、防災について意見交換を行いました。コープの様々なお買い物の方法や防災の取り組みについて紹介しました。市からは、10月から始まった「防災行政あアプリ」の登録状況や防災情報を音声と文字で確認できること、災害以外の暮らしに役立つ情報なども確認できることなど内容についてもお話いただきました。1人でも多くの方に登録していただけるようお知らせをしていこうと思います。
下松市 「防災」
「逃げ遅れゼロ」をめざして福祉との連携を強めるなど、行政が積極的に進めておられる取り組みをお聞きしました。周南地域組織委員会主催の防災学習会は大切な取り組みであり更に広げていきたいこと、災害時は公助に頼るだけでなく、自助、共助が非常に重要であることを共有しました。また市民が安心して避難できる避難所を運営できるように、地域に幅広い年齢、性別のリーダーが生まれてほしいということに共感しました。
周南市 「地域活性化包括連携協定のその後」
昨年7月に周南市とコープやまぐちの間で地域活性化包括連携協定が締結されました。懇談会ではその進捗状況とこれから連携して進めていきたいことについて交流しました。しゅうなんブランド認定品はこことでも販売されており、中でも「昔ながらのポン菓子」は人気商品です。おたがいさま周南が登録している多胎児家庭子育て支援事業の事例や、主に高齢者を対象に買い物・ゴミ出しなどを支援している事例を紹介し、取り組みに対して市長より感謝のお言葉をいただきました。
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