平和の継承動画が完成しました!
平和活動2024年は終戦から79年を迎え、被爆者など戦争を知る世代からお話を聞ける機会が減少しています。
コープやまぐちでは、「平和の継承」を目的とした動画の作成に取り組んでいます。次世代に継承していけるよう体験者の方々のお話などを記録として残し、平和の心を育む・つなぐきっかけになるようなツールにしたいという想いで動画を作成しました。
ぜひ、ご家族、ご友人など身近な方々と一緒にご覧になって頂けると嬉しいです。
①被爆者のお話~折出 眞喜男 さま~
(一財)山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑よりご紹介いただき、周南市在住の折出 眞喜男(おりで まきお) さんから、お話をお聞きすることができました。(2022年撮影)
昭和7年生まれの折出さんは、中学2年生の頃に広島に原爆が投下される瞬間を目撃しました。当時の様子と想い、平和へのメッセージをお聞かせいただきました。
②紙芝居の朗読~8月5日で終った日記~
この紙芝居は2015~2016年にコープやまぐちで作成しました。
2015年に山口県ピースアクション実行委員会主催の「原爆被爆・終戦70年企画」にて講演いただいた中村 雄子(なかむら ゆうこ)さんのお話を、紙芝居にまとめたものです。13歳の中村さんの被爆体験と、被爆死した友人・森脇 瑶子(もりわき ようこ)さんが残した日記から、子どもが犠牲になる原爆の悲惨さと核兵器廃絶をやさしく語りかける内容となっています。
紙芝居の作成にあたり、中村さんをはじめ、ピースサポーター、Kid′sピースサポーター、組合員理事、たくさんの方々のご協力のもと完成しました。
これまで、平和に関する企画や交流会等の中で上演されてきましたが、朗読動画を掲載することで「いつでも、どこでも」この紙芝居を目にしていただく機会になればと思います。
朗読は、北部地域ピースサポーターの大嶋 千鶴子さんにご協力いただきました。
③被爆者のお話~市川 倭文枝 さま~
(一財)山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑よりご紹介いただき、防府市在住の市川倭文枝(いちかわ しづえ) さんから、お話をお聞きしました。(2024年撮影)
市川さんは、中学3年生(当時は女学校)の頃に、長崎市のご自宅で被爆を体験されました。当時の様子や生活、平和へのメッセージをお聞かせいただきました。
今後も、平和に関する動画の作成を予定しています。
新たな動画が完成しましたら、コープやまぐちホームページにてお知らせします。